こんにちは。
タマ子です。
我が家はインドア派のため、予定のない休日は、家族でのんびりとゲームをして過ごしたりしています。
今年4月に小学校に入学した長男は、入学祝いに任天堂switchをリクエストしました。
家電量販店をいくつか回りましたが、在庫切れが続くswitchを店頭で見つけることができませんでした。
その日はかわりにドラえもんのすごろくを買いましたが、これが思いのほか楽しめたのです。
どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム5
今日はこのボードゲームを紹介させてください。
目次
どこドラ1セットで5つのゲームができる
- おすすめ年齢 6歳ごろ(ひらがなが読める)〜
- プレイ人数 2〜6人
- ルール ★★★★☆
- ひみつ道具度 ★★★★★
- 学べる科目 地理・算数
桃鉄と人生ゲームを足して2で割った感じです。
ゲーム内で使用するお金の単位は『ドラ』。お札にはドラえもんやドラミちゃんが描かれていてかわいい。
このボードゲーム1セットで5種類の遊び方ができます。
・かんたん 日本旅行ゲーム(以降かんたんルール)
・日本旅行ゲーム(以降正式ルール)
・世界旅行ゲーム
・宇宙旅行ゲーム
・どこドラならべ
我が家は日本旅行ゲームでよく遊ぶので、その遊び方をサクッと説明します。
どこでもドラえもん日本旅行ゲームのルール
すごろくの舞台は日本全国。
サイコロのかわりにドラちゃんのルーレットを回して、コマを進めます。
かんたんルールは、スタートが北海道、ゴールは沖縄。
正式ルールはスタート=ゴールとなり、自分でそのスタート=ゴール地点を設定できます。
(例えば大阪からスタートしたら大阪に戻ってきてゴールになります)
最初に1000ドラ5枚、5000ドラ1枚、10000ドラ1枚を持ってスタート。
各地方(北海道・東北・関東・中部北陸・近畿・中国四国・九州)をまわって、地方ごとに1枚ずつ、計7枚のどこドラカードを集めます。
7枚集め終わったら、ゴール地点に向かいます。
1番早くゴールした人が勝ちです。
幼児や小学校低学年の場合は、かんたんルールでも十分すごろくとして楽しめると思います。
ひみつ道具カードで盛り上がる
このすごろくの面白い点は、数々のひみつ道具で進んだり飛ばされたりの駆け引きが楽しめるところ。
ルーレットを回してひみつ道具マスに止まったら、ひみつ道具カードを1枚引きます。
ひみつ道具カードは、ピンク・黄色・緑・青の4色。
ピンク・黄色は、カードを引いたら無条件で書かれている指示に従わなければいけません。
スタンダードなすごろくには、マス自体に『1回休み』『3マス戻る』等の指示が書かれていますが、どこドラのマスに書いてあるのは『地名』『空港や港』『ひみつ道具』『おこづかいボーナス』です。
マスの指示がわりとなるのが、このピンクと黄色のひみつ道具カードということです。
それに対して、緑・青のひみつ道具カードは、自分のお金で購入する「アイテム」。
自分のコマを有利に進めたり、もしくは他のプレイヤーを妨害したり、ひみつ道具の機能を使ってゲームを盛り上げます。
※写真の『もしもボックス』は、どこドラカードを6枚集めた時点で使うと残りの1枚をその場でゲットできるので、ゴールまでの道のりが短縮できます。
このひみつ道具カードは、かんたんルールでは使用しない、と取説には書かれていますが、どこドラに慣れてきたら好きなように取り入れてよいと思います。
学習効果①都道府県と、その土地の名産や名所、ゆかりの人物を覚えられる
どこドラのゲームボードには、都道府県名がマスに書かれています(=どこドラマス)
どこドラマスに対応する形でどこドラカードがあり、マスの絵と同じものが描かれています。
・土地の名産品(北海道:メロン、静岡:うなぎ)
・名所(東京:スカイツリー、京都:金閣寺)
・ゆかりの人物(宮城:伊達政宗、山梨:武田信玄)
などが、都道府県名・地方名とともに描かれており、見ていてとても楽しいです。
うちの長男は坂本龍馬がお気に入りで、いつも高知の龍馬カードを手に入れるまでは四国をウロウロぐるぐる回っています。
小学生の頃、ただ地図を見て都道府県を覚えるの大変だったなぁと思っていましたが、すごろくで覚えられると楽しいですね。
子どもはすごい速さで吸収していっています。
我が家の次の旅行先は高知になりそうです。
学習効果②簡単なお金の計算ができるようになる
どこドラカードは、1枚を3000ドラで買います。
手持ちのお金に1000ドラが3枚ないときはどうするか?
大人だったら5000ドラを払って、2000ドラのおつりをもらうという計算をささっとできると思いますが、小学校でたし算ひき算を覚え始めた子供には、いい頭の運動になるようです。
3000ドラは、1000ドラを3枚払う以外にいろんな出し方がある。
数の大きい小さいを考えて、いくら出したらいくらおつりがくるか。
1000ドラを1枚、5000ドラを2枚、10000ドラを3枚持っているときは、
→ 5000-3000=2000 でもいいし、
→ 10000-3000=7000 でもいい、という具合に。
計算力がついたら『銀行係』にチャレンジ
このゲームでは、お金を管理する『銀行係』を1人決めるのですが、お金を扱うときにたし算・ひき算・かけ算を使います。
・おこづかいボーナスマスに止まったとき(たし算)
2回のルーレットを回して、出た目に書かれた金額の合計を渡す
・どこドラカード・ひみつ道具カードを買うとき(ひき算)
カードに必要な金額をプレイヤーから受け取り、必要に応じておつりを渡す
・新幹線・船に乗るとき(かけ算) ※1マス進むごとに2000ドラ
新幹線または港で移動したマスの数 × 2000
銀行係はこれを、必要なときにささっと計算できる人にやってもらいます。
長男はたし算・ひき算ができるようになってきたので、あとはかけ算ができるようになれば銀行係を任せられるかな?
まとめ どこドラは人の性格をモニタリングするために良い教材
すごろくをしているとき、多くの人は「早くゴールする」ことを重視すると思いますが、どこドラでは『お金』『どこドラカード』『ひみつ道具カード』があることにより、より一層ゲームを楽しむことができます。
我が家も「お金を貯めたい」「坂本龍馬カードがほしい」「銀河鉄道カードがほしい」「フルーツのどこドラを集めたい」など、それぞれがこだわってプレイしています。
コマの進め方、お金の使い方、カードの集め方・使い方に個性が表れるため、プレイヤーの性格が垣間見れて面白い。
すごろくゲームを楽しむ目的で買ったどこドラですが、思わぬ学習効果があった、というお話でした。